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■土佐の昆虫
2010/08/16up!
土佐の昆虫 〔期 日〕2010年7月24日(土)〜9月5日(日)
〔場 所〕越知町立横倉山自然の森博物館 1階多目的ホール
〔主 旨〕高知県は県土の84%が森林によって占められ、従って、そこに棲息・自生する動植物の種類も全国的に見てかなり上位にランクされる。
今回のテーマである昆虫に関して言えば、高知県をタイプ産地とする種が数多く発見されている。オオクボカミキリ、トゲウスバカミキリ、オカモトツヤアナハネムシ、カドタメクラチビゴミムシなどはその例である。また、バッタ・コオロギなどの直翅類の種類も全国で三番目に多い数を誇っている。
しかしながら、戦後の大規模な杉・檜の植林による人工林の増加や宅地化に伴う緑地の造成によって天然林が激減し、さらには、河川改修による環境破壊等によって昆虫の数も加速度的に減少した。越知町の横倉山も、かつては日本の国蝶であるオオムラサキの生息地の一つに挙げられるほどであったが、最近ではその確認例は皆無に等しい。
今回の企画展では、高知県産の昆虫約5000点を中心に、生きたカブトムシ・クワガタの展示や、実体顕微鏡によるアリズカムシなどの生きた微小昆虫の観察も行う。
企画展を通して、高知県の昆虫の多様性や魅力、環境変化の指標、自然界における役割など、いろんな側面について認識を新たにするとともに、昆虫の棲める人間に優しい環境についても考える一つの契機になることを願いたい。 

【問い合わせ】 横倉山自然の森博物館 26-1060